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マイナスなことがあった

と同時に

プラスな何かが始まっている





久しぶりに会った友人。
幸せな表情を見るのも久しぶりで
オレはとても嬉しかった。
友人の結婚パーティーで１曲歌った。
ドーム型のまるで宇宙船の中のような会場のステージで
オレはいつものように自分の歌を歌った。
その前に演奏したBABY-Kの４人と主役の友人以外は
全く面識がなかったが、かえって歌い易かった。

「すべてが明日で　もしかしたら　終わってしまっても」
というリフレインが４回も出てくる
「トラモナ」という歌を歌った。

「Folk Songには誤解が付きものですが、これは悲しい歌ではありません」

と言って心を込めて歌った。
友人は心から喜んでくれた。
歌いに来てよかった。
パーティーも終わりギターケースを抱えて会場を
出ようとしたところで二人の女性が声をかけてくれた。
オレの歌をものすごく褒めてくれた。
「一緒に写真撮ってもいいですか？」
なんて言葉は久しぶり過ぎる程に久しぶりだった。
やっぱり歌いに来てよかった。

来月もこの歌を歌って祝いたい友人がいる。

「大きく揺れる心の波に乗って」きた人になら
いつでもどこでも歌いたい歌である。

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