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９月１７日。
この日、白幡の池に集まった本当の目的は、
この夜に催される六角橋商店街「ドッキリ闇市」で
JACK ORIONが初めて演奏することでした。

「ドッキリ闇市」は
毎年４〜１０月まで第３土曜日の夜に
フリーマーケットと、ライブ＆パフォーマンスを
あちらこちらで同時に催す夜のお祭りです。
六角橋商店街にはメインストリートと並行して
昔ながらの雰囲気を残した「仲見世通り」があります。
（いつまでも残って欲しい。仲見世通り。）
そこにフリーマーケットが並び、
数カ所のスペースで演奏もするのです。

青空練習の白幡の池から移動した先の
立ち飲み屋ですっかりイイ気分になった
JACK ORIONも９時前には演奏を始めました。

酔ったオレの視線はユラユラと
正面の夜空に浮かぶ
まんまるの月に向いていました。
何曲歌ったのかもよく憶えてなくて、
憶えているのは、
まんまるの月と皆の笑顔。
それで満足。今夜は満足。

最後に歌ったのは
白幡の池で歌った新しい歌。
「夜の歌」
出だしはこんなかんじ …



… 夜の空に　浮かぶ月 …
… 池の鯉が　顔を出す …
… 祈りの　 光を …
… 浴びて　 歌おう …

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