スーマーとは何者か -

このアルバムを聴けば、なんとなくわかる。
いくつもの優しく鋭利な音に包まれた中心に、ポツンと確かにいる。
ミンストレルのように詠い、夜と月が似合う。
いつもいきあたりばったり。
ちょいと寂しそう。
そのどれもがスーマーそのもので、ちょっと人間臭く、ちょっと羨ましい。
そして、こんな豊かなアルバムが出来上がったことは、とても羨ましい。


______________________________________________________Chihana